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「蜜約の箱庭─王子と籠の鳥─ 第二弾フェルディナンド 融けた百合の花園」本編 感想

2015年04月21日 22:00

シチュエーションCDなのですが、
まるで一人芝居の舞台を見ているように思えました。
簡素な装置の舞台上には スポットライトを浴びたフェルディナンド王子が一人。
夢見るようなやさしい声で、彼女との稀有な物語を語り始める。
そんなイメージ。  あくまで、個人的なイメージです。

このシリーズは全体がひと続きの物語になっているのかな?
「王子を誘惑したはずのあなたが」と言われても、
前回のお話を全然知らないので、ちょっと戸惑います。
わけあってメイドに身を窶している「私」はこの「箱庭」にそれほど抵抗感はない様子。
すすんで実験台になってしまいます。
蜜約の箱庭─王子と籠の鳥─ 第二弾フェルディナンド 融けた百合の花園蜜約の箱庭─王子と籠の鳥─ 第二弾フェルディナンド 融けた百合の花園
(2015/04/22)
杉山紀彰

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各章は
01.渇望の研究者 2:17
02.籠の小鳥 8:55
03.歌うカナリア 9:10
04.心配性な飼い主 6:57
05.カナリアの涙に百合は揺れる 6:02
06.不審のカナリア 7:18
07.百合は誘惑の香り 10:57
08.羽をもがれて 6:21
09.沈黙のカナリア 5:32
10.王子と小鳥 14:30

甘さは、あまりないかなあ。
艶っぽいシーンは最終トラックにギュッと詰まってますが。
(王子の「~なのだよ」とか「~なのだね」という語尾がちょっと気になりましたが)
物語後半の悩める王子様はとっても素敵。

以下、感想です。
始まりは予想以上に低めの声です、王子。
そしてすぐに「治験」が始まる。

一応、念の為に調べてみました(コピペで、失礼します)。

「治験」の意味
1治療のききめ。治療の効験。2《「治療試験」の略》製薬会社で開発中の医薬品や医療機器を患者や健康な人に使用してもらい、データを収集して有効性や安全性を確認する試験。試験は国の基準を満たした医療機関で行われる。臨床治験。
以上、これは日本のお話なので、彼の国・クロスフィア王国ではどうなっているのかは不明。
動物実験済みの新薬を人間である彼女で試すお話がメインです、大雑把にいうと。

もともとフェルディナンド王子は人間を信用していないようで
「接する他人はあなただけ」という状態を作ろうとします。
王子様に「あなたはよい香りがする
まるで高貴な百合のようにふくよかな香りだ」と言われつつ、
「召使」ではなく「実験のパートナー」として用意された二人だけの部屋へ移動。
「さあ、準備ができた!」と言われて、トラック3から治験開始!!
「大丈夫、心配する必要などないよ」なんて一応言ってくれても不安しかない。
特にトラック4の後半から ちょっとサディスティックな本性を出してくる王子様がこわい。
まあ、結局は誠実な人だったようでハッピーエンドになりますが
この幸せがいつまで続くのか、ちょっと心配です。

最後の最後、トラック10の12分過ぎに
美しいキス音が降りてきて、物語は終わりました。
この、いつも感動すら覚えるクリアなキスの音。
これが聴けただけでも、よかった。



幸せになりたかった。
でも、私の心は幸せから遠い。
ああ、王子。
もう少しあなたのぬくもりを分けてほしかった。
もっと臨場感のある、
相手がすぐそこにいると思える作品にいつか必ず出会えますように。
(要するに、ですね。杉山さんに関して言えばダミーヘッドマイクの威力をまだまだ出し切れてないのではないか、と思うわけです。まだまだ伸びしろがある。なんといっても、あの声ですよ!もっともっとやれると思ってしまう欲張りな私です、すみません)


余談ですが、「ヴェルナー」の「ヴェ」の発音が素敵。
一回しか出てこない名前ですが。


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